勇者マス

さぶいわ~


清き流れに光映えてぇ…
そう!あのシューベルトの「鱒(ます)」
中学の音楽の時間に習って歌ってたんだけど

この鱒……なぜか今朝、思い出して、検索しようと思い立った

実は…この「ます」というのは神の一種で
世界の河を守る荒ぶる勇者「MASS」のことだと思っていた

まあ、この音楽の時間、他に歌ってたのが
『オキクルミの悪魔』の中の曲「アーオロン」

たぶんね神様に娘を嫁に出す歌
海の神様?にはやってもいいよという……

「~かわいいかわいい私の娘
嫁にやっても惜しくない

毎日クジラを一頭と
あと半分を送っておくれ
そうしてくれるというならば
かわいいかわいい私のむ~すめ
お嫁にやって あげましょう~」

そもそも毎日クジラを1.5頭を送れって……
オバハンどんだけ食うねん!!
そんなオバハンの娘ってことは将来
毎日クジラを2頭は食うようになるでぇ~
毎日クジラ2頭を食う嫁の強さはどんなやねん!
しかもその嫁が、かわいいとくる!
そしてその強さと可愛さを上回る
強さとイケメンの海の神とは!!

中学生の心に「やはり海外の神はスケールが違う」
と刻み込んだのを覚えている

いま、歌詞を検索すると「毎日クジラ」ではなく
「毎年クジラ」になってた(笑)

あとは「森は生きている」

「森は生きている 風だって雲だって
小川のせせらぎだって 生きている~」
これもまあ、自然神というか少々神がかってる曲でしょ?

あと孫悟空の歌
「石から生まれた孫悟空 金色の目 鋼の体~」
孫悟空自体が斉天大聖という神の名称をもってたりするよねぇ
(自称かもしれないけれど……)

こんな中で「鱒(ます)」って……
その辺泳いでる鱒とは思わないよね

この森にいるゴブリンやトロールでさえ一目置くほど
河の勇者「マス」
清き流れの中に住み、その見た目は後光がさす!
動きは素早く、矢のように走る
生きることの歩みを止めることなく
池にある地球の割れ目でさえ怖がらぬ
踊る姿は神々しい

という勇者マスを称える歌……

しかしまあ、シューベルトもかなりな妄想家だったんだなぁ
というか、ドイツにはマスという勇者がいるってことだな……
そしてシューベルトといえば魔王!
そうか!ここに繋がってくるのか!~さすがクラシック!奥が深い!

中二病全開!