なんだかほのかにナウシカの続編がくるような噂が聞こえてくるのですが…
http://ghibli.jpn.org/report/khara-kawango/

ナウシカの連載が始まったのが私が中学３年生位だった頃…
アニメオタクがオタク、それ以前のアニメファンだった時代。ジブリ？というか宮崎駿がアニメ～ジュというアニメ情報雑誌に載せていて、結構読んでた。
のちに、色んな形で原作は読んだんだけど。
映画はそのストーリーのほんの一部。というか…別物？になるのかなぁ

以下の内容はナウシカのネタバレするんで、気になる方はココで閉じて下さいね。

SF映画というか未来の物語。映画では物語の前に「火の7日間」という世界規模の戦争があり、巨神兵という兵器で世界全てを焼き尽くした後にできた腐海という腐った森と共に少なくなった人類が腐海を恐れて生活している。という世界観で始まっている。
物語の終盤で「腐海＝自然の浄化システム」　というぐあいに人間が汚してきた世界・地球？を浄化するために腐海という超汚染された森が自然にでき、その地下では浄化された水や空気、土などができあがってて、キレイな環境が作られている
人間が作った強力な兵器、巨神兵（核兵器）であってさえ、自然（王蟲）には敵わない。
人は自然と暮らす、自然に逆らっては生きられないのだという感じのストーリー。
まあ、ここまでは原作２巻ぐらいまでを映画にした感じ

ところが、原作『ナウシカ』では
物語の中～終盤で自分が作られた人類だと知ります。腐海・巨神兵もすべて旧世界の人類が仕組んだ「地球浄化プログラム」。

高度に文明が進んだ人類が戦争などを繰り返し、生きていけないレベルになる。
そこで浄化システムを作るが、浄化までには数千年もかかるのでコールドスリープのように卵となって、さらにこのようなことを2度と行わないように争いを行わないように脳？をプログラムする。しかし自分たち卵をかえす人がいるので人造人間を作る（ナウシカ達の祖先）。
準備万端な状態で大気を浄化する菌と蟲を放ち、巨神兵を使って世界を焼き尽くす

人造人間はある程度汚染された空気でも生きられるが、腐海の汚染には耐えられず、また完全に浄化された環境でも生きられないように作ってあり、浄化が終わった後、今の人類との戦争がおこる為、浄化された大気では生きていけないように作っている。
どちらにしろ人造人間（ナウシカ達）は死滅するように作られている。

それから数百年。腐海は順調に侵食。
人造人間は更に世界で戦争を続け（このへんが映画の部分）主人公のナウシカは自分達が実は作られた人間であり浄化されるまでと知る。
納得いかないので卵の場所を探し当て、皆殺しに！
その後ナウシカは森で出会ったイケメンと暮らす
結局、子孫が出来ても、浄化された世界では…

という、重いストーリー。
原作が終わったあと、かなりの抗議というか不満があったようで、ストーリーには当時の時代背景がたくさんあってソビエト崩壊やユーゴスラビアの内戦に大きな影響をうけてるようです…

で、そういったナウシカ２を作るのか？あるいはリメイク？？
リメイクだったらいやだなぁ～

汚れているのは土なんです！