抜く地獄

健康の観点から自転車通勤…それも電チャリ通勤をやっているものです

知らない間に半世紀近く生きていると、というか…
体重も120kgぐらいあると、健康に生きていくというのも難しい。
生活に運動を!と言うけど、空き時間に「スポーツをする」とか「歩く」なんてのは3日坊主どころか企画段階で忘れちゃう…
自転車通勤なら、日々の通勤を自転車でってことで

周りの人は「自転車なんて甘え!走れ!」って言うけど…現実を考えろよ
走れるなら走っとるわ!
「え?電動自転車?意味ないわぁ~自転車で行け」って人もいる。
いやいや、電動アシスト自転車をスクーターと勘違いしとるんとちゃうんかい!
同じぐらいの人をおんぶしながら、自転車のってみろ!
ペダルを踏む前に息絶えるだろう!(笑)

過酷なことを言い出したら最終的には「もう運動すんな!死ねよ」になる

現実的に続けられる程度の運動というのが電動アシスト自転車での通勤。
考え方としては「何もしないよりはマシ」

ところがね
実際はかなり過酷…
片道は20kmの道のり、自転車では2時間ほどかかる。
この2時間かかるってのは、そう!平坦な道ではないのだ!

のんびりでも2時間ほど自転車のってみ?
文字通り、ケツは割れるから…

そんな自転車通勤も、今年の1月中旬ぐらいから始めたので、もうじき1年ぐらいになる。
雨の日とか、自転車自体が壊れて乗れない時もあったので、毎日ジテツウ!というわけではないけど、意欲的に自転車通勤をした結果、少しずつ健康になりつつある。

しかも…結構たのしい!
片道2時間!ってのは、壮絶なドラマが繰り広げられることもあるのだ!

さすがに20kmをママチャリで走る人はあまりいない。(まあ、たまに変態的な人はいる)
特にいつも通っている第二京阪自動車道の側道の更に側道をずっと自転車で走る人は少ない。
ロードタイプのバイク(自転車ね)を乗っている人は、車や単車中心に走っている高低の少ない第二京阪側道自体を走ることが多く、その更に側道を通る人は少ないのである。

昨日の朝は寒かった…
自転車通勤の朝は早い。
6時出発の装備は冬のものだった。
暑くなれば脱げばいい、しかし寒いのは命に関わる時もあるのだ!
(なんかのドキュメンタリー風に)

軽く息切れした息が白く空気の寒さを物語っている、身体も温まってきた。
その時にソイツは現れた。
灰色のフードのウインドブレーカーを着た若者。キュルキュルとメンテナンスしていない自転車の音を鳴らしながら私を抜いていく…
前カゴには少し大きなマジソンバック(笑)。背中にはリュックも背負っている
学生か?いや、制服ではないし…それでも若そうではある。

私自身はスピードを争って通勤しているのではないので、抜き返すということはしない。
ただ、この辺りから道は登りに変わっていく。

そう!北河内サイクルラインは、この辺りから北河内ヒルクライムラインと名前を変え、そのキバをむくのだぁ~!!

私は追い抜かれたんだけどね
追いついちゃう…
電動だからね
電動アシストだからね
坂に強い!電動アシストだからね

それでも強烈な立ちコギ(ダンシング!)を繰り広げる若者。
それはもう御堂筋君並に…
https://youtu.be/JoalzDugiB4?t=17s
こんな感じ(笑)

スリップストリーム(真後ろの位置)から
んんん…これどうしょうかなぁ…抜いちゃおうかなぁと思いつつ
こんなに頑張って登ってるのに、軽く抜いちゃうとかわいそうだなぁ…
それに、抜くと、若者も全力で抜き返してくるしなぁ…
一度抜いた人から抜き返されるのはいやだなぁ~

しかし坂道に強い電動アシスト自転車。ここでパワーセーブするのもなんやしなぁ~
それにココからは坂を登り頂上に達すると更に登り坂、そして更に登り坂!が続くコース
ずっとブレーキをかけながら登るのもアレなんで…

強烈なチャリチャリ音を発しながらダンシングをしている若者を横目に静かにサッと抜く…

「抜く」と、「抜かれたくない」という感情が芽生える。
坂を登り切った所の信号が赤になった…

あらら
チャリチャリ音が近づいてくる…
ドンドン大きくなるチャリチャリ音
追われるものの恐怖が、ここから始まった(笑)

青信号からのスタートダッシュは若者が早かった。(軽いもんねぇ~)
つまり、抜かれたのだ!
私に抜かれた若者は今まで以上に逃げにかかる!

いや、ココから更に登りだ!
「電動アシストをなめるなっ!」

また、音もなくサッと抜く
道は一時的に少し下りに、その下にはまた赤信号!
あらら…

赤信号のため少しずつ減速する。
そして迫り来るチャリチャリ音。
「ばかな!加速するだと!」

減速する私を抜き返した若者が交差点にさしかかる
その寸前に赤だった信号は青に!

まわれペダル!うなれ電動コイル!!
「全力で抜き返す!」

その後、連続に続く登りで、更にサッと抜き
その後の長い下りで完全に視界から消えた…

通常巡航速度に戻ったが、あがった息が赤信号で止まっても収まらない
そこからかなり走ったものの…
また!あのチャリチャリ音が聞こえてくる!
「えっ! まさか!?」

いやいや、他の整備していないチャリンコの音…
結構みんな、その音をさせながら走ってる(笑)
追われるモノの恐怖(笑)
かなり疲れた…

ここからシャワーあびて…朝飯たべて… 仕事できる??

だが人よ、名を問うなかれ
抜かれたら抜き返す…
それが自転車通勤のさだめなのだ…

ま、そんなに抜きつ抜かれつってこともないけどね(笑)

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