まだまだ

午前三時半頃…ふと目覚めた。
会社では仕事をしないのに偉そうにするバイトに腹を立て、一人遅くまで残業してから寝るだけに帰った家。

昔ならイライラとかモヤモヤを爆発させ、腹が立った状態をグルグル増幅させて眠れないってことが多かったんだけど、最近はそういった気持ちをある程度、一時的に切り離すことが出来るようになってきた。
悟り?を開いたのかもしれない(笑)
そのため、すやすやと眠りに入ることもできる。

心のコントロール。
自分ともう一人の自分、抑え役の自分がいる。
といっても根本的な解決にはなってないので、精神的に良いのか悪いのかは解らないんだけど…
それでも息が上がり心拍数が上がって他のことは考えられないぐらい憎しみや腹立たしさを心の中で練り上げ、元々の原因は何だったのか?案外些細なことであっても精神を病むって状態にはしないので、まだマシかなぁ…
心の端っこには残ってるんだけどね。

三時半…ボーッとしていた。

突然スカイプのノック音が鳴った。
枕元に置いてるタブレットだ…
「え~こんな時間に?」
いつもなら見ずにまた眠りに入るんだけど…

ちらっと見てみた。

え?

昨年亡くなった彼女から…

え?
なに?
なんで?


ar003
彼女の弟さんからのチャットだった。
お姉ちゃんのノートを見たらスカイプのIDとパスが記載されていたのだとか

弟さん…会ったことはないんだけど、彼女はよく弟さんの話をしていた。
ノートには私に対する想いを書いていて、どうしてるのかな?と繋げてみたそうで
お姉ちゃんは本気で愛していたんだと伝えたかったと…
もちろんわかってますよ。
とても愛してくれたこと、とっても楽しかったこと、悔しかったこと
そして今も傍にいること。

偶然、その時間に発信して、そしてその時間に起きてて返信する
これも奇跡というか…やっぱり近くにいてるんやなぁって
彼女は私の心が荒れてきたのを察知して、自分の気持ちを伝えたかったのかな

私もまだまだ…悟ってないなぁ~(笑)
もっと冷静に、落ち着いて、そして楽しんで生きて行かななぁと

弟さんありがとう
そして、ありがとう。愛してる。

まだまだ」への2件のフィードバック

  1. おっと…なんか怖い話かと思ってしまったぜ!

    水木サンの本を読んだり、うちの田舎のお葬式(故人が生前に使ってた食器などを割る風習がある)を見てると、昔の人は死者との距離をキッチリ取ろうとしてきたのかな、と感じることがあります。 
    でも、想いが深い人との別れはそうですよね…なかなかすんなり整理できるもんじゃないし、周囲の人にも様々な跡を遺してます。
    亡くなった人が語りかけてきてるとしか思えないような経験は、きっとその通りなんでしょう。
    またこの先も久しぶり、元気?なんて折にふれて話しかけてきてくれるんじゃないでしょうか。
    そして、それでいいんだと思います。

    • すぎまるさん おはようございます
      私もビクッっとしましたよ~(笑) 
      昔はこの世に戻ってくるってのを怖れていた面もあってのコトだと思いますね。儀式として葬式やお墓、そして亡くなった人に語りかけたり、想うことなども結局は生きてる人の自己満足…
      でもそれで良いと思う。自分が生きてくのに必要…強く優しくなれる。
      それが人生経験でもある。
      想いはホントに届いてるのかもしれんし…あの世のことはこの世の人には解らないし、想像もできないシステムになってるかもね(笑)

      弟さんとの話は嬉しかった。みんな泣きながらも生きてて、生きてる人には変化があって…
      仰る通りこれからも繋がりはあっても良いと思います。
      ただねぇ…
      スカイプの彼女のオンラインオフラインが頻繁に出てくるんですよ
      オンラインの報告があるたびにビクッとしてしまいます(笑)

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