肥満が引き起こす様々な病気の中で、最終的に行き着くのが糖尿病。
よく「おしっこに蟻がたかる」とか言われるけど
「のどが渇く」、「おしっこが泡立つ」、「食後のだるさ、眠気」、「末端（足や手）のしびれ」など…
そして「いつも通り普通に喰ってるのに痩せ始めた」ってのがヤバイサイン。

肥満である私は、血糖値が高い。
ダイエットが必要なんだけど、このままいくとダイエットを考えなくても痩せてくる。
インスリン注射から糖尿病性腎症になり、最終的には透析療法を受けることになる。
1回当たり5時間ほどの透析を１週間に３回受ける…

ダイエットしてないのに痩せるというのはなぜヤバイのか？というと「たべたものを栄養として吸収できなくなる」ということ。
食べ物には糖があって、それを体内ではインスリンというホルモンによってエネルギーに変換され、身体の細胞に行き渡って使われるんだけど、変換できなかったものは血液にもどる。
このインスリンが出なくなったり、効きにくくなると血液に戻されるものが多くなる。
よく、ドロドロ血って言われるのはこのことで、血糖値が高いというのはこのこと。
（「のどが渇く」というのは、このドロドロ血のおかげ…）
この血は肝臓で更に処理されるんだけど、結局再処理もできないので、血糖値はドンドン上がる
これを俗に「ザル」という…
つまり栄養が取り込めない状態。結果痩せていくのである。
そしてその先には死がある。

なぜ、インスリンが出なくなったり、効かなくなるのか？というメカニズムは長い間謎だったんだんだけど、最近になって徳島大グループがその謎を解いたという。
肥大した脂肪細胞からDNAの破片が血液中に流れ、それを身体は異物と判断し、免疫作用としてマクロファージがそれを食べるんだけど、炎症を起こすホルモンが出てきて、インスリンが効かなくなるのだとか。
その外敵と判断するセンサーをブロックすると糖尿になる原因がなくなる…
将来糖尿病を根絶？できる画期的な薬が出来るとか！
でもまあ、こういうのは臨床実験までに10年！

その薬ができるまでに私が生きているのかどうか…
というか

これって糖尿病にならないだけで、肥満は解消されない…
デブは際限なく巨大化するのではないか？

そんなわけで、今年もゴーヤ（ニガウリ）で糖尿を乗り越える！
家庭で栽培したいので種が欲しいんだけど
まだそのへんのスーパーにはゴーヤが売られてない…

種だけ買ってみた。
もちろんAmazonで…

また育ったら報告しますね。

まんのういっしん
たくさんの才能に恵まれていても、向上・努力する心がけがなければ、物事は成就しない