撮影場所

久しぶりにカメラの撮り方の話題です…(笑)

夜間など道路に光の道ができてる写真ありますよね
道路にビューっと光が伸びていて、なんだか幻想的な雰囲気も醸し出している
あれは、道路にヘッドライトを光らせた車が通ってる写真なんだけど
絞りと露出時間を理解しやすい条件が揃うので説明します

絞りと露出時間、ISOの関係
カメラを知ってる人は「絞りが…」とか「F値(えふち)が…」「開放して~」「絞って~」「4で(よんで)」「1.5(いってんご)で」とかは全て「絞り」の話

「絞りってなに?」って感じだけど、人の眼でいう瞳のこと
瞳孔といったり虹彩だったりピューポー(プピル)だったりアイリスだったり…
変化としてわかりやすいのは瞼(まぶた)みたいなものです
明るすぎると眩しいので、薄目(うすめ)を開けますよね、暗い時は眼を見開きますよね
それです!薄目とは「絞る」といいます。数値でいえば大きい方向になります
見開くってのは「開放」といいます。数値でいえば小さくなります
基本的には暗い場所を撮るには開放します 眩しいぐらい明るい場所では絞ります

露出時間とはシャッタースピードのことです
シャッターが開いて、閉まるまでの時間です。
開いている時間が長ければ長いほど明るくクッキリと写真が撮れます
これがね、絞りとの兼ね合いで写真が変化します

あと、ISO(あいえすおー,いそ)
昔はアーサー感度って言い方をしていたんだけど、フィルムの感度を意味する
今は撮像素子(CCDとかCMOSとかのね)の感度
数値が高いほうが感度が良く、低い方が感度が悪い
感度が良い方が良いって思いますよね
写真に関しては時間をかけてゆっくり光を受けた方が濃い色でクッキリ映るんですよ
これはまたいつか詳しく説明しますが
ISO感度の数値が低いほうが写真はきれい
だけど、数値を高くして感度を上げれば、少しの光でも反応して明るく映る
感度が高いため光以外?にも反応(ノイズが発生)する
数値が高いとザラつきが出る

まあ、オートの状態ならカメラが勝手に設定するので、普段は気にしなくてもいい…
夜間の撮影は暗いので、絞りを開放して露出時間は…ってのはって設定するのが難しいというより、面倒なんで露出時間を設定すれば適切な絞りとISO感度をカメラが設定するというモード シャッタースピード優先モード というのがある

夜間では、それを設定(露光時間、シャッタースピード)して撮影する
ココでの撮影では、ISO800で絞り1.8だとシャッタースピードは20分の1秒で撮影できる(この場所の暗さでは、この設定をカメラが自動的に設定する)

露出時間を1.3秒に設定すると
絞りは4、ISOは125にカメラが自動で設定する 車のテールランプ(赤ランプ)が少しだけ流れてるのがわかる(1秒間程の移動距離分、テールランプが伸びて映る)

更に露出時間を10秒に設定すると…
露出時間を10秒にすると光が入りすぎて、真っ白になるので、カメラは絞りを10に絞った
1秒の撮影よりテールランプの流れが長くなっている

この露光時間を30秒とか1分などにすると更に光が流れるように撮影できる

露出時間5秒だとこんな感じ…5秒でも車が止まっていると…
普通になる(笑)

だったら1分とか10分とか露出時間を長く設定すれば、それだけ車が通るので綺麗に映るんじゃないの?と思いがち…
その露出時間の間は完璧にカメラを固定できるのであれば、長い露出時間でも問題はない…
夜間の撮影はそこに難しさがある
手持ちで撮影できる露光時間は一般的に1/60ぐらいと言われる
もちろん望遠レンズになると更にブレやすくなる
今回、載せている写真では10秒ってのがあるが、これは手持ちといっても金網(橋の側面に立ててある網)にカメラを押し付けて固定して撮影している
フリーハンドではこうは撮れないもの
夜間での撮影は三脚が必要である

自転車通勤など自転車での移動は、撮影するスポットですぐ止まって撮影できる利点がある
しかもこういった、陸橋?のようなのを見ると「あっ、ここでは上から撮影できるなぁ」というのがわかる今回の写真はこの上から撮ってます(笑)
橋の上での撮影は、なにかと面白いのが撮れる
ココとか面白い写真が撮れそうですよね

川の橋でも…
このような橋⇩ からなら…こういった写真が撮れる毎朝、鳥がいてる(笑)
でも、この橋は…金網があって、撮影が難しかったりします

いつもの通勤コースでも撮影場所を工夫すると、良い写真が撮れるかもしれませんよぉ~(笑)

 

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