久々に午前中は予定が無かったので、久々に奈良のハードオフへ
ココは楽器なんかも多く…
オーディオヴィジュアルなんかも…
カメラ用品はこんな感じで売ってます
αマウントのレンズ2つ…
千円台なんですが…よく見るとアナログ時代のレンズでした
ここで久しぶりにカメラの知識を…
このレンズはこんな文字が表示されています
AF ZOOM 35-105mm 1:35(22)-4.5 φ55mm MINOLTA
まあ、最後のMINOLTAはメーカー名ですわ~
AF
オートフォーカスのレンズですよ~という意味です。
この文字がなければMF(マニュアルフォーカス)です。
ピントを合わせるのを自動でやるか手でやるかの違いですよね
ZOOM
他のレンズには表示していないかも…
ズームレンズですよという意味で広角から望遠まで
焦点距離を手動で設定出来ますという意味
撮影するものを寄ったり離れたり出来るレンズ。
ズームの逆は単焦点で、50mm、85mm、135mmなどのひとつ
だけの数字が書かれている。カメラマンが寄ったり離れた
りしないとダメなレンズ。
単焦点の利点は、明るいんですよねぇ~
35-105mm
焦点距離の長さなんですがレンズの中心から像を結ぶ地点
(焦点)までの距離…といっても難しいので
数字が小さいほど広角で大きいほど望遠って思えばOKです
1:35(22)-4.5
F値と言います。F値には2つ意味があり、露出設定の絞り値。
もうひとつがレンズ自体の明るさです
絞りを開いた状態のレンズの明るさが1:3.5。これは人間の目
と比べて3.5分の1暗い。(人間の眼の明るさはF1.0です)
(22)は最大絞りで一番絞ったときの数値
4.5は105mmの時、1:4.5になり更に暗くなります
なので「ズームするより近づけ」という格言があるんですよねぇ
F値の数字が小さければ小さい程、価値が上がるというか明るい
レンズというか値段が高いレンズになります
φ55mmってのはまあ、径ですな!
良い写真を撮るカメラのレンズというのは…
「あ~ピンぼけだぁ~!!」という言葉は昔よく聞いたり言ったりしたこともあると思いますが、今はオートフォーカスという機能でピントは「シッカリピッタリ」カメラが合わせてくれます
(まあ、なんらかの理由で外れる場合もありますが…)
でもボケてる写真というのは写真を撮る時にカメラがブレているんです
ブレる理由はカメラが震えてるんですよねぇ~。それだけシャッターが長い時間開いているんです。
じゃあ…
①素早いシャッタースピードで撮ればブレないですよね
↓
②でもシャッタースピードが速いと光があまり入らないので写真が暗くなります
↓
③暗くなるので絞りを開きます(ピントが合う部分が狭まり、背景がボケる写真になります)
↓
④それでも暗い(そんなパターンが多いです)
↓
⑤暗いので仕方なくシャッタースピードを遅く設定する
↓
⑥シャッターが開いている時間が長いので、微妙な手の震えがカメラを揺らしブレるんです
↓
①に戻って繰り返し…
でも明るく撮れるレンズだったらどうですか? 光が沢山入るレンズだったら…
シャッタースピードを余裕で早くして、明るくてピントの合った写真になりますよね
なので、みんな明るいレンズを探すんです!
そして明るいレンズを作るのは難しく値段が高いんです!
レンズの径が大きければ、それだけ多くの光を集められますね。
一眼レフカメラのレンズは大きく
コンパクトデジタルカメラのレンズは小さく…
携帯やスマホのレンズは更に小さい…
レンズの光の量からすると、携帯やスマホよりコンパクトデジタルカメラが、それよりも一眼レフカメラがキレイなのが解りますよね。
まあ、写真は明るさだけでは語れないので、それだけでキレイな写真が撮れるか?というと
そうではないんですけどね…
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