今日は温かいですねぇ~
車で少し走ったんだけど、暑くて窓を開けて走ると爽やかな風が入ってきてとても気持ちいい。
でもね。中国から汚染された空気が日本に流れてきていて、気持ちいい~とか言いながら身体が蝕まれて…ってことで、あまり窓を開けられない。
中国人は日本の工業汚染が中国に流れてきてるとか言ってるそうで…地球を逆回転させろ!
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前にも記事にした会社にあった蝙蝠扇(かわほりせん)。翁(おきな)と小面(こおもて)が四本ずつあり、40年以上保管されていたと思われる。
翁(おきな)
小面(こおもて)
扇子と扇子立ては40年以上の年月を劣化なく存在しているのだけど、さすがに化粧箱(紙張り)や衝撃緩和剤としてくるんでいた和紙などは壮絶に劣化している。
飾り扇として在庫しているこの扇子を販売しようと思っているんだけど…
この扇子…もう現在では作れないとも言われているモノ。
材料としては漆や紙、そして加工としての貼り絵やオリ・ツケなどの技術をもった職人が現在生存されていないのではと…
どちらも切り絵なんですよねぇ
落款を押してあるんだけど、「茂」? 誰のか解らない
漆塗りの骨と金属製の要
裏の処理も豪華で…
金砂子(きんすなご)
胡麻竹の扇子立て
説明書もついているんですよねぇ~
男の老人を「翁」、女の老人を「嫗」と呼び、翁(嫗)は既に人でなくなった存在とされていた。
子供は神仏に近い存在とされていたが、老人も同様である。翁になると原則的に課役などが課せられなくだけでなく神仏に近い存在とされ、例えば『今昔物語集』では神々は翁の姿で現れ、『春日権現験記絵巻』でも神は翁の姿で描かれている。
扇子自体、広げると「末広がり」になることから、縁起物として扱われる『扇』。
福を招いたり、悪いものを遠ざけるとされる扇に神の面として神聖視されている翁面。
知恵と安らぎの象徴で長寿や子孫繁栄子孫繁栄、天下泰平、国土安穏、五穀豊穣を言祝ぎます
そんな理由から、結婚式とかお祝いものでの贈り物として、また会社の玄関に繁栄のお守りとして飾ってもいいと思います。
この扇子を、とりあえずは会社のホームページで販売。ここではアクセスが少ないので売れないようならAmazonのマーケットプレイスに出品しようと思ってます。
(まあ、Amazonで販売すると、値段が少し上がるんですけどね…)
前半にも書いたように箱や和紙を新しく手配するんだけど、これもまた規格に無いものなんで、すぐには準備出来ないので販売するのは少し先になりそうです…
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