テンプレ

今朝の室温は12℃…ってことでストーブを点けた
ガスストーブは手軽に暖かくなるんだけど燃料代が~(笑)

「暖を取る」ってのは寒い冬の季節のなかで一番ホッとする時間ですよね
夏にはそういったホッとする時間ってないですものね

ただねぇ……ストーブの前でジッとして何も出来なくなってしまう

そんな目線の先に、テンプレートがあった

そういえば昔、高卒で就職した工場の技術部で使ってたなぁ~と
当時は電線の設計書を作っていて部署から簡易的な製図用のサシや多くのテンプレートをもらった
もちろんパソコンなんて無く、手で作る設計書は多くの計算式、係数などがあり
当時の副社長(本部長)が持っていた古くてゴツい関数電卓をいただいて
日々、焦りながら電卓を叩いていた…

今でこそ、手書きで行う作業は、作りながらパソコンを利用して知っているアプリケーションをコキツカッての自動化など考えつつ
次回は電算化したシステムを作り上げたりする
そんな余裕がある仕事をするんだけど、当時の私は何も知らない空っぽの筒のような存在でした…

この設計書を用いて営業は価格を決定し、資材で材料を調達、製造は銅線から製品を作り、
検査、在庫、出荷までついて回る
間違ったりすると、大変な事に……っていうプレッシャー

そんな設計書の文字が読めなかったら駄目とのことで、文字のテンプレートをもらったんだけど…始めの1年ぐらいしかつかわなかったなぁ~
(忙しくなって、テンプレートなんて使ってる暇はなかった(笑))
まあ、それから技術部ではなく品質保証など、いろんな仕事に携わっていくことになるんだけど…

なんでもそうだけど、手書きのモノは歴史があった…
見にくいなぁ~って思う設計書は、大抵この人!っていうハンコが押してあったり
他の部署の偉い人が、昔は設計書を書いていたり…
何度も変更、訂正が入ったものもあったり…
丁度バブル崩壊前の時期でもあったので、設計書数枚に及ぶ大作(笑)があったり…
手書きのモノには、その時代などの背景というか、そんなものがあった

しかし好き勝手に新手を依頼するものだから、同じ製品の設計書が何枚も出てきたり
手書きだから、誰かが(ま、営業だけどね)勝手にデータを変えてたり…
電子データになる前は混沌としていたのは事実…

それでも当時の先輩や上司の方々の仕事の進め方・考え方が今の私の仕事スタイルというか、仕事の基礎となっていて、とても感謝している

 

昨日も社内で意見の言い合いになり、年齢的な経験不足ということでボロクソに叩かれるんだけど
私から見れば、その歳まで何をしててん?って呆れてしまう
言葉には出さないんだけれど、ホント底が浅いというか面倒くさがりというか考えないというか、仕事を舐めてるというか…
文句を言うだけで、結局その人はやらないので、どっちみち私が自分でやることになる
そんなこんなで、ボロクソに言われながらも黙ってやっちゃうんだけどね

「敵は内にあり」ってことで(笑)